Vicky, Chirstinna, Barcelona

ウッディ・アレンの最新作。スカーレット・ヨハンソンやぺネロぺ・クルスも登場。

これまたクラスのほぼ同様のメンバーと、タイムズ・スクエアの映画館で。

バカンスでバルセロナにやってきたアメリカ人の女の子2人は、街角のレストランでとあるスペイン人のプレイボーイと出会って…。

まぁこの先はだいたい想像がつくでしょう、と言いたいがはっきり言ってクレイジーである。なんじゃこの映画は。。

近いうちに日本でも公開されると思うのでぜひ。結構笑えます。俺もアメリカ人に交じって笑いました、先行的に。

というのも、英語とスペイン語が混ざった映画だが、むちゃくちゃ簡単な英語なので、字幕なしでも十分理解できると思います。

この映画見て「あれ、俺リスニング能力急に上がったんか?」と思わず勘違いしてしまったが、要は映画のほうが俺のレベルに合わせてくれていただけの話であった…。しょぼん。。

ワーキング・ガール

クラスの友達と一緒にセントラル・パークの野外映画祭に参加して見てきた。夏のNYでは、こういう野外イベントを至る所でやっている。この映画祭も5夜連続で、NYにゆかりのある映画を取り上げて上映している。初日の8月18日は、ワーキング・ガールという、1988年に公開された、NYの証券会社で働く女性の仕事と恋の物語。

20年前だけあって、?当時の女性の流行のスタイルがえぐい(ライオンヘアー、肩パッド入れまくり)、?相手役のハリソン・フォードがくそ若い。

なかなか元気をくれる映画でした。英語は4分の1も理解できなかったが、だいたいストーリーは理解できた(そこが耳だけで聞きとらなきゃいかんリスニング教材との大きな違い。)

平日にもかかわらず、夕方から多くのニューヨーカーが会場に集まってきて、思い思いで過ごしていた。こういう自由なスタイルはほんとにすばらしいなぁ。。

そして映画の要所要所でちゃちゃを入れる。主人公のテスが友人相手に自分の人生観をとうとうと語りきったシーンでは、みんなが「よく言った!」「カッコいい!」と叫びだす。おいおい、歌舞伎じゃねーんだからよ。。


でもだんだんNYも夜は寒くなってきて、終盤は悪寒との戦いだった。俺はいいけど羽織るもの持ってなかった女の子たちはちょっとかわいそうだった。。そんな、秋の近寄りを少し感じたNYの夏の夜。



ナイアガラ

ナイアガラの滝に行く前々日に、母親の勧めでこれまたレンタルビデオ屋で借りてきた。マリリン・モンローとその浮気相手が共謀してマリリンの旦那を滝壺に落として殺してしまう計画を立てるが…というお話。たぶんナイアガラをプッシュした映画としては最初じゃなかろうか。まぁぶっちゃけあまりにしょーもない映画だったので途中で寝ちゃったが、すげーなと思ったのは、この時代からあったナイアガラの観光資源(Mist of MaidやJouney behind the fallsとか滝のライトアップとか)がいまだに健在で、大人気であること。

ショーシャンクの空に

NY到着後第1号は「ショーシャンクの空に」。近所のレンタルビデオ屋で借りてきた。もちろん全編英語。ストーリーはかなり忘れてしまっていたので、ほとんど理解できず。。特にモーガン・フリーマン等黒人の英語はどうしても聞き取りづらい。ボストン行きの直前だったこともあって途中でダウン。

新シーズン

8月末にさしかかってきたということで、i-Houseも新しいシーズンに入った。要は9月からの新学期に向けて新規入居者がドッと押し寄せてきているわけである。

したがって、大学の新歓のごとく、i-Houseのイベントが目白押しである。

そんな中、昨日は毎週開催されているice cream socialというイベントに行ってみた。要は寮の1階の大ホールでアイスをみんなで食べながら楽しくおしゃべりして新しい友達作りましょうという、それだけの企画である。

俺のこれまでのi-houseの友人はみな夏の間だけのインターン生が多く、もう誰もNYにいなくなってしまったので、こういうイベントに参加しないと友達をリセットできない。


で、行ってみると、わんさと新しい顔ぶれがいて、何人かと友達になった。

・青学にも1年留学して、日本のマクドナルド(店舗じゃなくて会社のほう)で働いていた、シカゴ出身のアメリカ人。おれと同じく秋からSIPAに通うぜと言っていた。「何でビジネス関係から公共政策に変えたの」と聞くと、「俺は国連で働きたいんだよね」という。とにかく英語が早い。そしておれよりはるかにデカい。ビビる。チビる。

・メキシコの大学から、交換留学生としてこの秋学期だけSIPAに通う女の子。「今日はセントラル・パークの中を歩き回ってたんだけど、迷いまくって同じ道をぐるぐる回ってたわ!」と疲弊気味。今週末、一緒にブルックリンに行くという話にその場のノリで決まってしまったが、ほんとにいいんだろうか。。

・オランダから来たイケメン。NYで何してるかは謎だが、一緒にビリヤードやった。そして、なぜか勝った。久しぶりにビリやって、ルールを完全に忘れてたので、「ごめん、俺初めてなんだけど」とウソついて色々細かく8ボールのルール教えてもらった。何か日本とちょっとルールが違った気がする(最後の8ボールは、直前に落とした手玉のポケットと逆サイのポケットにおとさなきゃダメ、とか。)

・コロンビアでコンピュータサイエンスを学ぶイタリア人。「俺の名前はピエロってんだけど、日本じゃどういう意味なんだい」というので「道化師(clown)だ」と言ったら、さみしそうな顔をしていた。。すまん。

・CUNY(ニューヨーク市立大学)でpolitical scienceのph.dをやってるイギリス人のおっさん。30代なのにいい感じで禿上がりつつある。英語が早くてよーわからんかったが、あまりイギリス的な発音を感じなかった。(アメリカの発音に近かった気がする)

・カナダから来た女の子。夏のカナダはいいよ!としきりに勧めてくるが、正直カナダは冬のスノボしか興味ない。。ごめん。。夏はやっぱ行くならメキシコとかでしょ。笑。こいつもブルックリン行き組。なお、本人から直接聞いたわけではないが、彼女がFacebook(※)に公開してた情報によると、俺より4歳年下なのにCUNYの音楽関係のPhDのコースに入っている模様。おれは大学卒業後4年目。ってことは彼女は飛び級とかしてるんだろうか。何かとりあえずすごそいな奴だ。
Facebook:日本でいうミクシィのようなSNS。アメリカに限らず世界中の学生が利用している超人気SNS。こっちでは、携帯の番号聞く代わりに R u on Facebook?と聞くほうが楽ちん。

・日本から来た、中国系の女の子。10歳から東京に住んでたということで日本語もペラペラだが、1年ロスにいたこともあって、英語もくそうまい。おまけに韓国語もしゃべれるというクアドリンガル。同じコロンビア大でも114丁目にある東アジア研究所でこれから院生生活をスタートするとのこと。こっち来て1週間経つのに「まだキャンパス見に行ってないんだよね〜えへへ」。俺がタカさん(同じi-houseでsipaの役所仲間)と一緒にいると「あんたら、日本語でしゃべってる時間あったら英語勉強しなさい!!」と怒られた。はぁい。。

・カリフォルニアから来た、韓国系の女の子。両親は80年代に韓国から渡米してきたが、自身は生粋のアメリカ育ち。柳原加奈子に顔が似てるし、しゃべり方も(英語とは言え)柳原加奈子的である。たぶん訳したらギャル語になる。「前に俺が住んでたのが巣鴨で、原宿は原宿でもおばーさんの原宿と呼ばれてて、一番流行してるファッションは赤いパンティーだ」と教えてやったら異常にウケていた。お前は高校生か。

・映像・メディア関係を専攻する日本人。もうかれこれ10年こっちにいるらしい。どうりで英語が現地人並みなわけで。シカゴの大学を卒業後、NYなら仕事がもっと多いかなと思ってNYのシティ・カレッジに来たとのこと。俺らのようにファンディングされてるわけでもないので、食いつなぐのが大変だとボヤいていた。



で、こういうノリで、アイスクリームを手渡してくれたおっちゃんに

「ちわす、俺はSIPAの学生なんだけど、あんたはNYで何やってんの?」

と聞いたところ、おっちゃんニヤニヤしながら

「私がここで何をやってるかだって?私はここの寮の理事長だよ。よろしくね」。

MPD+East Village

やっとサマースクールが終わってゆっくり休みが取れる日が来たので、今日はNY到着以来始めてのまともな買い物へ。

ちなみに昨日はクラスの打上げ飲み@MPDの前に、SOHOのSEVENでApril'77のJoey Overdriveを$150ドルで購入。


日本人の店員がいたので色々聞いてみると、
・最初はかなりタイトだが、はいてるうちにどんどん伸びてくる素材。
・乾燥機にかけるとまた縮むが、すぐ伸びてしまう。
・なので、購入時はタイトであっても1サイズ下を買うべき。
・ちなみにApril'77は今年からレコードレーベルにもなった。
・また、毎年テーマに合わせてロゴを変えている。
とのこと。ふーん。

てわけで、前回のJoeyは32インチというスキニーらしからぬサイズだったが、今回は30に落とした。さすがに28だと足が入らない。インディゴはやっぱカッコいい。



んで、今日は妹の誕生日プレゼントを買うという名目で昼からMPD(MeatPacking District)へ。去年来たときは午前11時台で多くのお店が開く前だったこともあり、SOHOと比べるとちょっと寂しい感じだったが、なるほど今日行ってみるとわんさとお店があって客も来ている。


Maison Martin Margiela, Helmut Langも発見。
マルジェラのブレスレットは狙い。ヘルムートはジーパンが日本と大して値段が変わらなかったので却下。


結局、Puma Black Storeにて、Alexander McQueenとのコラボ・アイテムのバッシュを購入。ぶっちゃけタウンユースの黒いスニーカーを買うのは人生初。。↑のApril'77と相性がむちゃくちゃいい。



18時ごろにEast Villageへ移動して、Thompson Sq. ParkやSt.Marks Place周辺の古着屋をぶらつく。




そのあと、Shizenという友人おすすめ?の日本人が経営してるヘアサロンで髪を切った。




せっかくアメリカに来たので現地の人が経営してるサロンに行こうか悩んだが、髪ばっかりはどうしても失敗できないので(レストランと違って効果が2か月くらい長引く。)、やはりヒヨッて日本人経営の店にした。

以下、スタイリストとのやりとり。

俺 「すみません、日本出る前に時間がなかったうえに、こっち来てからもどの店にするか悩んでたもんで、かれこれ3か月くらい散髪してないんすよ」
ス 「あの、『散髪』っていうの、やめてくらさい。。床屋じゃないんで。。。」

俺 「East Villageって、ぶっちゃけ下北と吉祥寺を足して2で割った感じですよね」
ス 「なんだかすげー悲しいっす。」


まぁそんな感じで、帰りしなにEast Village内の「世田谷」というラーメン屋で塩ラーメン食って帰宅(ビール+税金+チップ込で18ドル。NYの食費は信じがたい。)