だんだん面白くなってきた

有事法制関係の仕事もさることながら、先日ちらっと触れた条約の国内法化の作業とはまた別の国際法マターがいよいよ佳境にさしかかってきた。新しく我々が措置しようとしている立法政策が他国の立法管轄権や執行管轄権とどのように競合するのか、調整のためにどのようなプロセスを経ねばならないのか等々、立法政策と国際法の解釈論を組み合わせた仕事になってきて、かなりおもろい。

同時に、大学のときにもっと法律勉強しとけばよかったとつくづく後悔する。政治学も面白かったけど、やっぱり俺らのような職業で飯を食っていくには、何をおいても法律の知識をどこまで総合的に使いこなせるか、しかもそれを立法実務の場面に応用できる能力が一番大事なんだと痛感した。

最初は海事局つまんねーなと疑っていたが、さすがに国際法関連の仕事が多いわけで、自分のスキルアップにこれほど役立つ職場だとは思わなかった。とりあえずまたここから色々吸収できるように貪欲に頑張ってみたい。