今日は

忘れもしない阪神大震災の日であり、ばーちゃんの命日であり、俺にとっては大事な日でした。

こういう日に限っていろいろ起こるんだなぁ。


今日は、俺の今後の人生の方向性を左右するお知らせが届いて、その内容にホッとしました。いろんな人に迷惑をかけながら、何とかかんとか運よくここまで漕ぎ着けられた、って感じです。みんなからの支えを無駄にしないよう、これからもっともっと精進していきたいと思います。


んでから、年末から懸案事項だった建築基準法関連の判例講義も無事全うすることができました。解説自体は発言の原稿をきちんと用意して臨んだのでわりかしペラペラと言えたんですが、やはり参加されている方々は、建築基準法を技術基準の束として捉えることはあっても、行政法的視点からまともに分析するのはおそらく初めてという方が多かったのではないかと思います。にも関わらず、俺の方で扱いたい重要論点をなかなか絞りきれなかったために、各単元をかなり早いペースで次々と進んでしまったので、どこまでご理解頂けたが、甚だ心配です。

一応1時間半の中で単元を6つに区切って、単元ごとに質問の時間を取ったり、講義の最後に20分間演習問題を解いてもらったり、と授業の理解度を測るための工夫をそれなりにはしたつもりですが、質問や演習問題の回答内容を見ても理解できてる人とそうでない人との差がはっきり出ていて、やはり同じ講義を聞いても結果に開きが出るんだな、という当たり前の現実を改めて知りました。あとでアンケートの結果を見るのがめちゃくちゃ怖いです笑。

でも、もっと怖いのは、受講生の平均年齢35歳、平均実務経験年数10年、最高年齢57歳、最少年齢26歳であるのにに対し、講師の俺が24歳で実務経験2年足らず、というこのアンバランスさ。どう考えてもミスマッチです。若干「何でこの若造がえらそうにしゃべってるのを聞かされるんだ!」的空気が漂っていたような気もしますが、講義中はそれは気にせず自信満々で解説してきました。

まぁでも、人生初の大人数を前にした講義だったし、文字通り仕事の合間を縫っての準備だったし、ていうこともあるので、今日ぐらいのレベルが自分的には限界だったのかもなという言い訳をしつつ、次回またこういう機会があったら、今日の経験と反省を生かしてもっと分かりやすい講義を心がけようと意を新たにした次第です。