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そしてこれまた久しぶりに本を買った。
ル・コルビュジェ「輝く都市」(鹿島出版会SD選書)
ちょうど1年前に俺板で、俺とムネマサの間で話題にのぼったこの本。柳宗理も戦場に持っていったというこの1冊。買おう買おうと思っていて今日まで先延ばしになっていた。
表紙裏をみると
「輝く都市」はル・コルビュジェの都市計画案のなかでも広く知られたものであり、20世紀の都市計画のあり方に最も影響を与えてきた都市像のひとつである。本書はその設計理念を語るものであり、都市に関心をもつ者にとっての必読の書である
とまである。そうでございますか。
訳者あとがきによると、本書は1947年刊行の「都市計画の考え方(MANIERE DE PENSER L'URBANISME)」の邦訳であり、「輝く都市」理論の解説版・要約決定版だということだが、それはつまり原書で適切に「輝く都市」と題された本は今日買った本の原書とは別にある、ということなのだろうか。よく分からん。
ひたすら抽象的なことが書かれた最初の30ページちょいしか読んでないのでなんとも言えないが、第二次大戦の激動を体験した彼は機械化文明の登場という革命的状況の到来に大きく心を動かされている様子が伺える。このお話はどういう方向へ進んでいくのか楽しみ。