2004-06-09 Kyoko(村上龍) 読書 暇つぶしに嫁の本棚から引っ張り出して読んでみた。村上龍なんてスーパードライのCMでまじめくさってプハっとか言ってる自称・作家の恥ずかしいおっさんやと思ってたら、どっこい、いい文章書くのね。味気のない(=形容詞と情景描写の少ない)文章なのに、情景がありありとイメージできるから不思議。話の語られ方も、よくある手法とは言え、アメリカの中でKyokoという日本人女性の異質性と融和性が同時に表現されてて効果的。