最近、家―ガッコ―たまに霞ヶ関というどうしようもなく狭い行動範囲でしか世の中を見てないので腐りそうになりつつある俺です、どうも。

人質事件の報道ばっかでイライラが頂点に達しつつもあり、されどやっぱ気になる、みたいな。


あぁつまらん。







おもしろきこともなき世をおもしろく
すみなすものは心なりけり






と詠んだのは誰だっけ、高杉晋作か?


まだ俺はこの境地に達してません。

最近、「おもしろい」という言葉の意味を「シュールだ」という風にとらえがちになってきた俺だけど、なんかイヤやね、そういうの。ヒネくれてるというか、斜に構えてるというか。


普通に考えれば、世の中そんなにシュールなことだらけなはずがないじゃないですか。

いや、むしろシュールなものが少ないからこそ珍しい、ゆえにおもしろいのか・・・


ふにゃふにゃ。


年とってきたのかな、俺。


昔はなんていうかこう、

ノリで突っ込んだれ、いてもたれ!
笑いがとれたらそれでええやん!

みたいな元気さがあふれてたんだが、

今はもう、なんていうか、


人様の愚行を遠くで見てクスッって笑っていたい


みたいな、すんごいイヤな自分がいます。



どアホゥ、その愚行をやってんのはほかならぬ俺自身なんじゃボケ



と言ってやりたい。



やれやれ、








おもしろくすみなしたらんが本意(ほい)なれど
ついぞ見果てぬ真(まこと)かな
              
                          字余り








ってか。