ミツオシエ

こないだテレビ見ててまだまだおもろい動物が世の中にはいると思わされた。


その名もハニーガイド。別名ミツオシエ。


この鳥にはその名前の通りの驚くべき習性があり、人間とのコラボレーションとも言うべき共生を実現している。


アフリカ人は砂糖精製技術が未熟だった昔から、蜂蜜を主な糖分の摂取源として活用していたが、自然の蜂蜜を手に入れるなると、なかなか巣が見つからなくて効率が悪い。


ところが、そこをこの鳥が解決してくれる。


草原を歩いていると、鳥が飛んできて頭上を何度か旋廻する。

鳥に気付いてあとをついていくと、鳥は40メートルおきに止まってはこっちがちゃんとついてきてるか確認し、また飛ぶということを繰り返す。

鳥が最終的に行き着いた木のウロをほじくってみると、
果たしてお目当ての蜂蜜がたっぷりの巣がみつかる、
というわけだ。


この鳥は蜂蜜が主要なえさなのだが、クチバシが小さいため、硬い木のウロの中にあるミツバチの巣をつつけない。

そこで人間様を使ってやろうというわけだ。

この鳥はたくさんはミツを食べないので、人間が取り残していった分で満足できる。


何ともアフリカ人にとってはありがたい鳥である。




だが、この鳥のすごいところはここで終わらない。


もし、ミツオシエに教えてもらった木の蜂蜜をうっかり取り尽くしてしまった場合、
次回人間が蜜のありかを教えてもらおうとついていくと、


猛獣の住処の前まで連れていかれてしまうのである。



最近、ミツオシエと人間の関係が変化してきた。

人間生活が発達してくる中で、砂糖の精製が容易になってきたため、自然の蜂蜜を人間が必要としなくなったからである。

そうなると、ミツオシエとしては、自分のかわりに蜜をほじくりだしてくれるものがいなくなって困る。


しかしそこはしたたかなミツオシエ、

最近はクマをターゲットにしておびきよせ、
蜜をほじくらせるというパターンに移行してきているらしい。



どこまでも他力本願かつ復讐心の強い鳥、ミツオシエ。






んー、、こういうの書くと、いかに俺が文章下手かってよく分かるね。

臨場感つーか、読み手に刺激を与えるような文章感というか、そういうのがないね、俺の文章は。

まじつまんない文章ですみません。