6畳一間から始まる新生活

とりあえず俺のNYでの生活は、ここInternational Houseから始まることになった。ロックフェラー財団が作ったやつで、世界中に同じような施設がある。「Preparing for global leaders」という理念を掲げているそうだ。だいたい700人くらいの人間がここで暮らしている。

http://www.ihouse-nyc.org/

立地はコロンビア大学のすぐそばだが、別にこの大学の学生だけが住んでいるわけではない。例えば隣の部屋の黒人のにーちゃんは、どっかの教育研究機関のフェローで(部屋の表札代わりにみんな名刺を入れている)、という感じで、NYの大学や研究機関などで研究に従事する人間たちが集まっているようだ。



I-Houseについては、今後書く機会がたくさんあると思うので、今日は入居した部屋の様子を写真付きでリポートしよう。

俺の部屋は7階にある一人部屋だ。日本で入居申請を出したときにさんざん「一人部屋にしろ!」「窓のある明るい部屋がいい!」「禁煙じゃないとヤダ!」「洗面台がほしい!」などと注文(文句)をつけまくった甲斐あって、すべての希望が叶った。この国では言いたいことはとにかく主張しろというのが鉄則だと聞かされていたのでバカの一つ覚えのように実行した成果があったわけである。

まぁとにかくそういうわけで、決して広いわけではないが、それなりに快適な部屋をあてがってもらった。窓からは建物の隣にあるSakura Parkが見える、いわゆるPark viewの部屋だ。

さすがに学生用の部屋というだけあって、本棚や収納が充実している。この棚がうまるくらいたくさん本を買って読めば、俺も立派な学生になれるだろう(遠い目)。

ネットも、高速というわけではないが、Ethernetで持ち込んだPCにすぐ接続することができた。しばらく携帯がないので、PCメールが重要な連絡手段になる。

とにかく今のNYは暑い。蒸し暑い。なのになぜか部屋にはエアコンがない。ので、天井のファンと、前の入居者がこっそり残して行ったと思われる扇風機を部屋にいる間中稼働しっぱなしである。(そういえば昔、「天井のファンを指一本で止めれるぜ俺!」と豪語していたおもろいやつがいたな。。)


まぁあまりウダウダ書いても仕方ないので、とりあえず今日はこの辺で。これからここでどういう生活が展開していくのか、楽しみだ。