トン数標準税制、実現へ

読売によると「歴史的な転換」とかいう話になっているようだ。ちなみに我々検討チーム内では「コペルニクス的転回」と呼んでいる。
とりあえず夏からやってきた仕事に一区切り。。長かった…しかし関連する法案がまだまだ。税制も細かいところがまだまだ。

船のトン数を課税基準に、「海運会社の利益」から転換
12月12日10時18分配信 読売新聞

 輸出入などの外航海運を手がける日本の海運会社に、船のトン数を基準に税金を課す外形標準課税「トン数標準税制」が導入されることが11日、明らかになった。

 従来は海運会社の利益に課税しており、歴史的な転換となる。

 国際的な海運需要の高まりで、このところ海運業界は大きな利益を上げており、「トン数標準税制」への移行により60億〜80億円規模の減税効果があるとみられる。

 13日にまとめる与党の税制改正大綱に盛り込む。国土交通省は、海上運送法の改正案を来年の通常国会に提出する方針だ。

 トン数標準税制は、米国や韓国、オランダなど、世界の主な海運国が導入し、世界標準となっている。日本では利益を上げるだけ税金が増え、新造船への投資計画などに影響が出るため、海運業界から「競争条件を海外企業と同じにしてほしい」と早期導入を求める声が上がっていた。