久しぶりに

土日ずーっと寝てしまった…。

11月に入ってから仕事の忙しさがピークに来ていて、体力的にも精神的にも苦しい日々が続いてますが、まぁ何とか持ちこたえてる感じ。

まだこのブログに海事行政のことについてほとんど書いたことがないんですが、建築の世界と比べてスパッと割り切れない、ぐちゃぐちゃ〜っとしたところが一杯あって、いまだに理解できていないから、というのが一番大きい原因です。

建築の世界は基本的に技術基準を中心とした強烈な規制という手法で成り立ってますが、今俺が担当している海事の世界は、船主の意向、船員労働組合の意向、そして国際的な枠組みに基づく制限という3つの大きな制約が複雑に絡み合っていて、その中で役所がちょこまか動いている世界。そんなイメージを持っています。

まだこの世界で実績を俺は何も上げていないので、何も語る資格はありませんが、俺がいまやってるのは、海事行政の狭い狭い世界の中で空前の盛り上がりを見せている、トン数標準税制の導入に向けた税制と関連諸法の改正。その関連諸法には色々な要素が入ってますが、いま面白いのは、国際法の知識を仕事で使う機会が増えてきたこと。国際海上輸送を確保するために立案中の政策が、国際法の枠組みの中でどう取り扱われるのかというマクロな問題から、もうすぐ批准する予定の条約に合わせて我が国の国内法をどのように改正するかというミクロな問題まで、結構幅広くやらせてもらってます。

こればっかりは建築のドメスティックな世界にいたら絶対に経験できなかった仕事。特に条約の国内法化というのは、テクニックとして覚えておいて損はないと思うので、今のうちに吸収できるもんは吸収しておこうと思う。

というわけで布団の上で死にすぎていい加減首と腰が痛くなってきた。。