業と資格


気づいた。ちゃうかもしれんけど。


○資格制度を含む業法の通例
 業を中心とした法制度→資格者の必置規制→業のうち一部の業務につき資格者の業務独占
 例:宅建業法と宅建取引主任者、建設業法と監理技術者、気象業務法気象予報士


○業を想定した資格法の通例
 資格を中心とした法制度→個人での営業を前提→組織化した場合は士法人制度(ただし無限責任
 例:弁護士法、公認会計士法税理士法司法書士法行政書士法社会保険労務士法


医師法と医療法
 資格法と業法を分離→業を営まない資格者も容認
          →制定当初から業務の専門分化が明確


建築士法
 資格を中心とした法制度→制定当初は個人での営業を前提(意匠設計から構造、設備の設計まで一人の建築士で見れると想定)→業規制は事務所開設と管理建築士の必置規制のみ→しかし、建築分野の高度複雑化で実態と法規制の前提が乖離ないし逆転