スローライフ法(案)
(前半削除) ※あまりにバカバカしく自分で読んでても不愉快な内容だったので削除しました。
暇人だった大学時代ですら思っていたことだが、ほんとに1日を24時間ではなく、48時間くらいにしてほしい。一度本気で寝だすと15時間は一切目が覚めない俺にとっては24時間は短すぎる。残り時間9時間で仕事して飯食って遊んで、なんていくらなんでも無理がある。
こういう陳情は誰にしたらいいのかしら?
法改正が必要ならいくらでもお手伝いしますよ!!!
…と、ここでふと思う。
そもそも1日24時間って誰が決めてんだ?
そこでいろいろ調べてみた結果、諸悪の根源を発見した。
http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi
を開いて、「法令名の用語索引」の検索バーに「改暦ノ布告」と入力してみて下さい。
「太政官布告 第三百三十七号(明治五年十一月九日)」
何だこりゃ…。要は旧暦から新暦へ変えるための法的根拠を作るものなんですが、太政官布告って…。
それはいいとして、24時間の根拠は3つ目の「一」にある。
「一時刻ノ儀是迄昼夜長短ニ随ヒ十二時ニ相分チ候処今後改テ時辰儀時刻昼夜平分二十四時ニ定メ子刻ヨリ午刻迄ニ十二時ニ分チ午前幾時ト称シ午刻ヨリ子刻迄ヲ十二時ニ分チ午後幾時ト称候事」
のうち、
「今後改テ時辰儀時刻昼夜平分二十四時ニ定メ」の部分。
こいつが俺その他の「二十四時間じゃ足りないよ族」を苦しめているらしい。
うーむ。許せん。
しかしこいつの改正ってどうやるんだろう。単純に「二十四時間」を「十二時間」に書き換えるだけじゃ絶対済まなさそうだ。1月とか1年をどう定めるかという議論にすぐ波及するし。だいたい太政官布告って何?法律?
太政官布告について↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E6%94%BF%E5%AE%98%E5%B8%83%E5%91%8A%E3%83%BB%E5%A4%AA%E6%94%BF%E5%AE%98%E9%81%94
うをー…。もうわけが分からん。
とにかく実務的には非常に難しそうだ。
上のwikipediaに書いてあるが、そもそもこの太政官布告はチョンボがあって、
「(本布告は)グレゴリオ暦の導入を目的としたものであるが、西暦の年が100で割り切れてかつ400で割り切れない年は閏年としないというルールが脱落していたことが判明したため、閏年ニ関スル件(明治31年勅令第90号)により不備が補われている。 」
というお粗末な経緯すらあったらしい。(しかもチョンボに気づくのが26年後ってアンタ…)
そもそも改正にあたって合意形成は死ぬほどむずかしいだろう。
抵抗勢力は省庁や族議員(何の「族」だ?)に限らず、日本中の「1日24時間ですら多すぎ!」と思ってる相当数のひとも反対に回るだろう。
それから、ドラマ「24」の製作者や日本の販売会社は強硬に反対して「1日48時間制への改正案については遺憾の意を…」とか言い出すだろう。無理もない。
誰かいい改正案作って!募集!
法律名は「スローライフ国家の実現を図るための太政官布告第三百三十七号の一部を改正する法律」とかでいいからさ。一部改正法では済まないと思うけど。