ゼンダイミモン

昨日紙の消費のこと書いたら金融業界のあの子も似たようなこと書いてました。あっちの業界もなかなかのもんだそうです。うちも負けへんで!!(張り合ってどうすんねん)


企業のパソコン普及率と社員一人当たりの紙の消費量(ついでに印刷機等の印刷速度/分の向上率)の時系列推移をグラフにして重ね合わせたら結構おもろい結果が出るんじゃなかろうか。


どうでもいいですが、最近の俺のキーワードは「前代未聞」であります。自分のおっちょこちょい加減もさることながら、仕事のへぼさもさることながら。でも前代未聞だからといってクリエイティブな仕事かというとどうもそんな感じもしない。よー分からんとこをふわふわしてますが、やっぱ未知の領域に踏み込むってのは結構おもろいし勇気いるし、こんな経験をするときに心強いボスがいるってのは実にありがたいこってす。


でもなー、いろいろ思うんやけど、やっぱ一つの政策手段の中身を詰めるためだけにライン内で議論するとかじゃなくて、同じ政策目的を追求するときに他の政策手段はありえないか、そっちのほうがもっと効率的じゃないかみたいな議論をもっと広くメンバー募って議論できたらおもろいのに。

それができないのはなぜかというと、多くの場合、予算なら予算、法律なら法律、税制なら税制、政策金融なら政策金融で担当ラインが分かれているから、あるラインで自分とこの政策手段で続けるのはダメだと判断したときに代替手段を講じてくれと他の政策手段のラインに頼みづらい、頼もうと思うともっと上層部に上げてからでないと手段の代替ができない、というのが行政の機動性を妨げている一つの原因だと思う。

要するに縦割りの話です。縦割りの問題はよく省庁間や局間、課間で言われるけど、政策手段の乗換えがしにくいという面のほうをもっと厚く論じるべきなんじゃないかと俺は思う。追求しようと思ってる目的は正しいんやけど、この手段だと効率悪いし手続きも煩雑になる、でもあっちの手段を使えばより効率的にかつ簡素な手続きで目的を達成できるのに、ということは十分ある。

それができないときに、組織機能がシャットダウンする。なぜなら、非効率的な手段を、自ら非効率だと認識しながら継続する羽目になるからであり、非効率の産物が増殖し続けることになる。そうなると組織はますます動きが鈍くなる。この目的は正しいという信念を貫きたいなら、できるだけたくさんのありうる手段を横一列に並べて、どれが一番効率的か、あるいはどれとどれを組み合わせたら相乗効果が発生するかというのを真剣に考えるべきだ。大々的に局長が旗を振ってみるというのもいい。「今年はこういう目標でやる。そのために各課、手段の案を出せ。一番良い案を採用して今年の重点施策とする」みたいな感じで。ここれぞ企画立案の勝負、政策の勝負だろう。てゆーかこれって普通の企業じゃ当たり前なんじゃ…。あー…。民間のみなさんはどんな感じで企画立案してるのかぜし教えてくらはい。


いま自分が関わってる仕事の多くが特にこういう側面が強調されるので問題意識が強く芽生えてきたのであります。


今日は疲れたのでこの辺で。