いま、会いにゆきます
いまの弱り切った俺の精神状態ではまだまだ耐えられない映画でした。
涙でもう何にも前が見えへんがな…嗚呼。
こんなときに観るなんて俺もMだな。
雨の降る季節という設定がどこか寒さをかもし出しているが、その中で動く人々の心の温かさが癒しになる、そのギャップを狙っているのだろうか。
まるで空想のようにもろく今にも消えてなくなりそうな現在と、2人の視点から対称的に描き出される過去の回想の並列という三角構造になったこのファンタジーは、非常にしっかりしていて、家族3人のきずなの強さを表象しているような気もした。(何てむちゃくちゃな解釈)
ラストの[一面咲き誇るあの花に囲まれて2人がキスする]シーンなんだけど、DVD×我が家のしょぼいTVで観たせいもあり、色の再現があまりにひどくて萎えた…。どうしてあのシーンだけあんなぺタっとした変な画面になったんだ…。こればっかりは映画館で確かめないと分からんな。CGなんですか、あのシーンは。
まぁこんな映画で共演すりゃくっつきもするわな。誰だって萌えますよ、えぇ。