徹夜のゆくえ

そういえば、おととい論文集を手に入れた。みんなの非常に優れた論文と一緒に俺の幼稚で情けない「作文」(何せ脚注を一切つけていない汗)が載っているのは苦痛極まりないが、それもこれも全部自分が頑張らなかったせいである。

にしても、読み返してみると、誤字脱字ばかりか体言どめになった文章など、めちゃくちゃな文がかなりあった。やっぱ一晩で論文の本旨を書き上げてほとんど読み返す暇もないまま大慌てで提出して旅に出る、などというアホなことをすると、とんでもない恥をさらすことになるのである。

でもいかにも俺らしくてそれはそれでいいとも思う。と自己弁護。もう終わったことじゃ。先生の記憶に強烈に残る「ゼミ史上最高に出来の悪い教え子」でありますように。