ここ10日間を総括

12月18日(土)

朝、おかんが俺の寝込みを襲撃に来た。
シケ長引退試合見にいけず…。すまむ。
あとで聞いたところ、彼はこの試合で不幸にも右ひざ裏を骨折。ほんとお大事に。

夕方渋谷へ、12時までひたすらブラブラ。よくまぁあんなに歩きまくったもんだ。渋谷→原宿→渋谷→代官山を全部徒歩で。前から行きたかったSOMAカフェにやっと行く。アボガドとマグロのサラダを食べていて、ふにふにした食材が入っていたので「これお餅かな?」と寝ぼけたことを言ったら「それマグロだよ…」とK子パンチ。ぐはっ。俺の非グルメ度はとどまることを知らない。

12月19日(日)

親父と妹が東京に着いたので、家族4人で有楽町駅下のスペイン料理屋ギーニョギーニョへ。ここの食べ放題ランチ(平日1500円、土日祝2100円)は死ぬほどお得なので行ったことないひとはぜひ。パエジャ食べ放題。▼おかんにCASIOのスペイン語の電子辞書を買ってもらう。わーぃわーぃ。俺のポイントカード使ったからポイントも貯まったよわーぃわーぃ(親不孝者)▼午後は親父に付き合って湯島天神→神田古書街を散歩。茶水の駅のそばに孔子廟がある。そう、「湯島の聖堂」ってやつです。日本にこんな中国風の建築物があったなんて全然知らなかった。映画「ヒーロー(英雄)」に出てきそうな、黒塗りの壁面と石畳の中庭で構成されたその空間は、異国情緒にあふれていた。心なしか日本の寺社建築よりも「冷たい」印象を受けた。それは木材ではなく石材が全面に使われていること、色調が青銅色と黒という寒色であることが理由だろう。


12月20日(月)

家族がねずみの王国・クリスマスバージョンで遊んでいる間、俺は久しぶりに学校の図書館で勉強。学生の本分を0.5%くらい思い出した気がしたがもう今更取り返しはつかぬ。

12月21日(火)

午後、親父と妹と東京下町散歩へ。寅さんゆかりの柴又は帝釈天と、両さんゆかりの亀有は亀有公園を見てきた。俺一人じゃ絶対行かないだろうし、家族以外の誰かを無理に連れて行くわけにも行かないこの散歩コースをやっと実現できたのは俺にとっては結構ラッキーだった。うちはみんな寅さんも両さんも好きなんでね。▼柴又はほんとに下町であり、田舎だった。昼間から酔っ払って紅潮した顔の労働者風のおっさんが酒酔い自転車運転のかどで警官に職質を受けている光景を見て、それは確信に変わった。帝釈天前の参道にはなぜか寅さんの実家「くるまや」のロケ地になったことを主張する茶屋が4軒もあったのはおかしかった。一番信用できそうなのが、1作目から4作目まで実際に撮影現場だったという「とらや」。今でこそ寅さんの実家の名前は「くるまや」だという認識が一般的だが、実は1作目から4作目までは寅さんという名にちなんで「とらや」だった。ところが5作目を作る前に現実に「とらや」ができてしまったもんだから何食わぬ顔で「くるまや」に変えたらしい(寅さんの本名はは車寅次郎)▼寅さん記念館へ寄ったついでに江戸川の土手まで足を伸ばしてみた。金八先生に出てくる、まさにあんな感じの土手だった(金八の土手も江戸川なの??)。空が広い、ということの素晴らしさを改めて感じる。だって俺の部屋からはビルとビルの隙間の、平行四辺形の小さな小さな空しか見えないから。▼帝釈天の参道はほんとに寅さんでもってるエリアだった。渥美清が死んでもうだいぶ経つ。この参道の将来はどうなるのだろう。▼柴又駅から金町駅周りで常磐線亀有駅で下車してみる。柴又のイメージのまま下車したので、相当に都会化した駅前の光景を見て少々面食らう。駅の北側に亀有公園があった。が、両さんの「りょ」の字も見当たらない。寅さん依存の柴又と数キロしか離れてないのにこの違い(まぁ映画と漫画じゃ当たり前の差かw)。本屋にも寄ってみたがこち亀の扱いは他のエリアの本屋とさして変わらない。まぁ当たり前の話である。▼しかしその本屋に「両さんと歩く下町散歩」という新書が置いてあった。秋本治が書いたものである。それによると、この亀有も昔は駅前に10円の激安すし屋があったり、亀有名画座という由緒ある映画館があったりと、下町情緒あふれる土地だったらしい。それがここ10数年で一気に再開発が進み、先に述べたような状況へと急速に変貌と遂げていったという記述があった。▼古きよきものと、新しきよきものの峻別は俺にはまだできない。


夜はVAクリパ兼忘年会。案の定男性陣は余裕で遅刻、ぐつとさおりが先に店で待っているという意味不明な状況。待たせてすまん。「渋谷集合の40分前にバイトが終わったから、余裕で間に合うだろうと踏んで神田で整体してき」て、1時間遅刻してきたしばの感覚は常軌を逸しているがあいつらしいのでOKだw。▼家に帰る途中のR太郎改めQ太郎を急遽電話で呼び出し無理やり飲みに参加させ、なんだかんだで朝まで突っ走る。突っ走った先に俺のインフォバーは消えてなくなっていた。南無。まぁこれくらいの痛みを受けながらも飲み続けるバカさがVA飲みには必要なのであり、Q太郎は見事にその基準をクリアしているわけである。▼そういえばちょっとした事件ありき。渋谷の改札前で立ち話をしていたら、ちんくりの背中をとんとんと叩くおなごが一人。「ねぇねぇ、サンタさーん、それちょーらい☆」と言って彼女はちんくりのかぶっていたQ太郎プレゼンツのサンタ帽を奪って、仲間のもとへ走り去っていた。あの女は一体なんだったんだろう。もちろん奪い返したけど。逆ナンうらやましいな、サンタ栗ース!

12月22日(水)

家で死亡。ぐでぐで。軟体動物寸前。

12月23日(木)

渋谷でいろいろ買いもん。財布の紐はゆーるゆる。

12月24・25日(金・土)

写真で代弁。先週土曜に親をギーニョギーニョに連れてったのはこの日のための予行演習。

12月26日(日)

DIEZ忘年会。シケ長セレクトの109上のポップでファンシーなカフェはDIEZ的には異例の場所だったが俺的には大ヒットだった。普通に味にハズレはないし飲みほ込みで2000円きっかりというのが最高すぎる。シケ長GJ!▼2次会はダーツ屋へ。ぼくダーツ屋行くの初体験。よ・立・はっし〜の組で普通にビール賭けたカウントアップやったらあっさり敗北。(俺300ちょいだったかな)悔しいのでクリケットにも挑戦して集中力を高める。最終戦、3つの台を使ってカウントアップをやり、10人中最8高得点者が賞金1000円をもらえるレースを開催。今までの人生経験からして、俺はこういうので勝つ可能性は0%である。ありとあらゆる勝負事に弱いし、ビビりやし、プレッシャーに弱い(その証拠に大学受験の前後3日間と、就職試験の2日間は全く寝ないまま試験を受けたほど)。そんな俺が、どういうわけか10人中ダントツの551点を取って賞金を頂いてしまった。忘年会としては最高の経験だったけどなんか人生に残されてる運を今日全部使い切ってしまった気がして怖い。俺の運の残高は1000円だった。そんな予感がするのである。▼ダーツ始めてやったけど、普通に何回も行ってるひとってカウントアップでどれくらい点取るものなの?▼2次会で帰るつもりが誘惑に負けてはっし〜・よ・spnと新宿歌舞伎町のバッティングセンターへ。これも初体験。要するに俺は世間のしらずのひよっこなのである。70キロのスローボールの台で挑戦。マウンドからホームまでの距離が普通の台より短いせいもあるが、なめてかかっていた70キロの猛烈なスピードに面食らう。3回計90球挑戦してみて、とりあえず球をきちんと目で追う、力を抜いてスイングすることが何よりも重要と悟る。3回目でかなり球を捉えられるようになった。110キロに挑戦する日はまだまだ遠い。▼結局終電がなくなったので4人でよしおんちへ。エミュレータ桃鉄やって2回長者になる。むなしいw▼あかさくが忘年会に来たのがナイスだった。地元の大学のロースクールに受かったとのこと。おめでとう!!

12月27日(月)

そんなわけで帰省前日の今日に至る。まだ全然大掃除もすんでなければ年賀状も書き終わってないし、資格試験の勉強の遣り残しも山積みである。やりおえたことと言えば、9月にぶっこわれたPCキーボード用引き出しをやっと修理して、注文してたインフォバー市松をゲットして、短い間だったがお世話になったインフォバー杏仁にお別れを告げたくらい。ぶっちゃけ杏仁カラーの方がイケたのになー、などと思っているのは内緒である。とにかく、遣り残しを全部終わらせて明日は思いっきり名古屋で遊んでくるぜ!ってもうお金ないけど。

名古屋で思い出したが、今日衝撃のニュースが飛び込んできた。友達がやっているバンドが31日のライブを最後に解散するらしい。これまで彼らが飛躍的に成長する姿をリアルタイムで見てこれただけに、実に残念。しかし、理由はどうあれ、彼らはまた新たなステージへ乗り出す。応援してます。31日行けないけど、最高のパフォーマンスでオーディエンスを一網打尽してください。
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