イラクの大?事件についてはあれこれ書いても仕方ないと思うのでやめ。

でもやっぱ少し。

 対外的危機管理政策の決定場面の特徴は、情報も少ない上に決定までのタイムリミットも極めて短かく、また決定に関与する人間の数も少ないこと。そういう状況での最大の課題は、交渉相手や敵対相手の真意の正確な把握であって、決定の基礎となる情報が不正確だと決定がもたらす影響は計り知れない。
 犯行グループの目的が本当に自衛隊撤退要求なのかどうか不明である以上、希望的観測に基づいた安易な決定をすべきではない。K泉さんが「事実関係、事実関係」とお経のように唱えてるけど、そのときにきちんと相手の要求の本音を把握しないとね。隣国の牧師はお金積んだら釈放されたくらいだしね。
 以上。