新人キャリア官僚、過去最高の42%が「定年まで公務員」

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4月24日22時54分配信 読売新聞

 人事院は24日、今春採用された国家公務員1種(キャリア)の新人職員の意識調査結果を発表した。

 公務員生活を「定年まで続けたい」と答えた人が42・3%に上り、過去最高となった。人事院では「公務員制度改革で再就職が難しくなってきたことが背景にあるのではないか」と見ている。

 「国家公務員としていつまで働きたいか」という質問は、1989〜2001年と今年の計14回、設けられた。「定年まで」とした人は過去5回、4割を超えたが、最近は98年が35・8%、99年が35・2%、01年が34・5%と3割台だった。

 「長期間勤めてから転職を考えたい」は前回の22%から17・7%に、「条件が合えばいつでも転職を考えたい」は12・5%から6・1%にそれぞれ減少した。

 調査は4月の合同研修期間中に662人を対象に行い、657人が回答した。