ライフワーク

現在の職場で見つけた長期的課題。
これはいずれ絶対に解決しなきゃならん。
詳細はあとで記述。

①　法的主張をするには消費者が持っている情報が少なすぎる。
　住宅購入の際に消費者が法的に主張できる権利及び法的に課されている義務がメニューとして体系的に整理されておらず、また消費者の自己責任を問えるだけの情報提供・普及啓発が行政から行われていないため、消費者と事業者の間の情報の非対称性が著しく大きい状況にある。

②　一度手続き的な違法のレッテルが貼られた住宅は、二度とそのレッテルをはがすチャンスがない。　
　確認・検査等の建築関係手続に関して生じた法的な瑕疵が付着した建築物が市場で流通した場合、当該瑕疵について責任を負うべき建築主や工事施工者に対して課せられた種々の禁止効が、当該瑕疵について何ら責めに帰すべき事由のない建築物取得者に対して及ぶことになり、市場取引における法的安定性を阻害している。

③　縦割り行政・法制度の弊害
　根本的な原因は、建築基準法、宅地建物取引業法、建設業法、建築士法、不動産登記法等が別個独立した法体系を形成しており、それぞれの間の政策的リンクが乏しいことにあるのではないか。