成長なくして改革なし?

久しぶりに我が家に帰ってきました、たまいま。よく考えたら8月からの1ヵ月半、まともにうちに帰れた日なんて1/4もないことに気づいた。

でも腐らず楽しく仕事してます。

が、今週からは事情がガラリと変わりました。たぶん今現時点で間違いなく社内で最もホットなプロジェクトをやってるところに臨時で手伝いに行けとの指令が週明けに突然下り、指令の翌日からもうそこで働き始めることになりました。

最近の政局の関係でプロジェクトの完遂までのタイムリミットが極めて短くなったため、通常の5倍のスピードで物事が進んでいます。俺も臨時異動初日からその洪水に飲み込まれて、ひた走った1週間になりました。

臨時異動の前と後で、仕事の種類が違うせいとはいえ、スタイルや流れ、上司の性格、職場の雰囲気が全く異なるのには驚かされました。まじおもしれー。

一番大きな違いは、自分の頭を使うかどうか。前までやってた仕事は、自分で判断して必要な資料を集めて、自分で主張を構築して上司に判断を仰ぐというボトムアップ型のスタイルだったけど、今週から始まった仕事は、とにかく迅速かつ機動的な業務運営が第一のため、トップダウン型の流れになっていて、正直頭を使うというより、膨大な作業を根気よくかつ正確にかつ上司に叱責されながらむちゃくちゃな締め切りに追われつつという根性系の仕事になってます。

どっちがおもろいかって言ったらそら前者なんですが、最近自分の仕事がめちゃくちゃ時間かかるのは判断力とスピードのなさが問題なんじゃないかと思っていたので、いまのような激流の中で仕事するのは自分の仕事のやり方を見つめなおす上で非常にいい刺激になると思う。

と同時に、この手の業務パターンではどうしても単純かつ繰り返しの作業が多くなるため、自分が今やってる仕事が全体の業務の流れの中でどういう意味を持っているのかを見失いがちになる。そこを、いつも意味を問いかけながら、なぜこの課題を解決しなければいけないのか、作業の結果として提出した資料を使って上司は一体どういう政策判断をしていくんだろうかということを意識しながら仕事をしていかなきゃならん。要は上司の考えを先取りしたるくらいの勢いが必要ってこってす。だって仕事振られてるばっかやったらむかつくからな。



結局、おそらく仕事に限らず、人と関わって何らかの行動を起こす上でもっとも必要とされる能力は、

豊かな想像力。


これに尽きると思う。想いを広く遠くまで張り巡らせることのできる人ほど、俺は人間として適切な生き方のできるやつだと思う。

想像力のないやつは、何も考えずに機械的に仕事をするだけ。
想像力のないやつは、人の気持ちの痛みなんか分からない。
想像力のないやつは、結局自分のことすら何もつかめていない。

たぶんそういう結論になると思う。

じゃあ想像力を身につけるにはどうしたらいいか。いろいろ方法はあるんだろうが、俺はとにかく経験をいっぱい積んで失敗を重ねてそこから学ぶ姿勢が、愚鈍だが実直な方法だと思う。失敗から学ぶとは、失敗した要因を過去に遡って検索することであり、そして未来に向かって似たような状況を想定し対策を考えることである。これの繰り返しが想像力をはぐくむ。

んー何言ってるのかわらからなくなってきたが、ちょっとでも「あー分かるその感じ」と思ってもらえたら嬉しい。

ただただむなしく日々を過ごすのではなく、意味づけ、学習結果を残すことが大切ということ。


まーそういうわけでもう突貫工事やるしかないらしく、連休も徹夜で仕事だから覚悟しとけとのことです。うをー頑張るしかねー。でも仕事の流れで納得できねーところにはとことん抵抗してやりたいもんです。