ご無沙汰です。

職場の先輩が異動した関係で、仕事が増えたり、飲みがやたら入ったり、あとで書くけど海のロジに追われたりと、何かとバタバタした1週間でした。激しく飲んだあとに職場に戻って仕事を朝までやったことも3回ほどありました。ありえないと思いつつ、平社員のうちに苦労積んどくのは決して悪い経験ではない、自分が管理職になったときに部下の気持ちを分かってやるには必要な経験だ、と言い聞かせて踏ん張ってます。毎日午前4時帰宅で、へぼいな俺には相当負荷がかかりましたが(1回ミスったものの)無事乗り切った1週間でした。

現在は、9月から本格化する俺の担当業務の準備作業に追われている段階です。毎日エクセルと分厚い各種データ集とにらめっこしてます。自分たちが訴えたい政策の効果を試算するために、いろんなデータを使って数値化しようというわけです。

その合間に法改正の話が容赦なくどんどん飛び込んできたりと、定性的議論と定量的議論が錯綜する、この業界らしいおもろい雰囲気に結構わくわくしながら仕事してました。

データは一人歩きします。政治家は特に数字にこだわります。データを出す側はそれに責任をもたねばなりません。

調査してとってきた個票を集計した実数値を、他のデータとクロスさせた瞬間に「推計」の世界に入るわけで、その時点からの数値は想像上の数値でしかないわけです。それでもなるべく現実を最もよく表現できる数値に近づけていく作業が必要になる。その際に、クロス(算数で言えばかけ算)してよいかどうか、そのクロスが正しいかどうかの判断が非常に重要になってくる。もちろん問題はクロスの仕方だけではなく、そのデータの意味(指標の定義、範囲、条件など)もきちんと把握しておかなければその推計はウソになります。

まー学生時代に意識的に(?)避けてきたこと(=数値データに基づいた議論)をここで訓練させてもらってるようなもんで、自分にとっては非常に勉強になります。


あと、また例のユーティリティを強く意識させられるような事件が起こりました。とある電話で2時間近くも対応する羽目になったのですが、国と現場の乖離を改めて考え直すきっかけになったように思います。詳しくは書けませんが、正直な話、俺はこの電話対応に失敗しました。悔しくてしゃーない。


ま、そんなこんなで↓