卒業旅行

旅行記かけなかった代わりに各旅先から少しずつ写真をピックアップして最後のフォトエントリーとします。

台北(3月3日〜5日)

●台湾でも彼は大人気でした。てかこれ無理やりすぎ。


蒋介石の記念廟前にあったペットボトルの龍。その中にこんな名前のジュースが!うをーうをー!!

八重山諸島(3月8日〜15日)

●いまのトップページを飾っている、竹富島の夕暮れ時。旅人たちはここでただひたすら座って海を眺めていた。


石垣島北部のひとけのない美しい浜。一生この海を眺めて暮らしたいと本気で思った。


由布島から、浅瀬を渡った先の西表島を眺める。浅瀬を水牛車でわたるのが名物だが、最終の水牛車が出るころには由布島で働くひとたちは歩いて浅瀬を渡り、西表島へ帰っていく。画面の左右の隅に見えている屋根のようなものが水牛車。


西表島のヒナイサーラ(白髭滝)の上から八重山の海を望む。この海で数日後遭難された方がいると思うと、胸が痛む。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050325-00000275-kyodo-soci以降のニュースを知っているひとがいたら教えてください。



●まじで何もない島・黒島。画面奥の木々の根元に見える黒い点々は牛。牧畜が盛んなこの島は牛の数が人間の10倍。溶岩の石で積み上げただけの牧場の囲い。


●石垣港で釣れた魚。赤いのはたぶん沖縄の県魚「ぐるくん」(和名タカサゴ)。サビキの仕掛けを複雑な珊瑚の海底に絡めとられて途方に暮れていた俺の前に現れた「釣りの神様」みたいな地元のおっちゃんがくれた餌と針を使ったらすぐに釣れた。おっちゃんありがとな!

伊豆沖釣り(3月17日・18日)

●伊東港沖で、知らぬ間に俺の針にかかっていたおバカな魚・ミシマカサゴ(上)。大ちゃんや栗が釣ったオニカサゴ(下)ともども実にぶさいくな魚であったが、思いのほか刺身がうまく、フライにしても実にうまかった。

シンガポール(3月26日〜30日)

●ホテルの窓から見えるシンガポールの夜。



●マレーシアはジョホールバルの、イスラム寺院前。観光客をカモにする物売りが待ち構えている。幅わずか1キロのジョホール水道を越えただけでシンガポールとは全く経済の異なる世界が広がっていた。



シンガポールで発見した「つばめの巣」ジュース。薬っぽい甘さ。中に糸こんにゃくのような、透明のふにふにした糸みたいなのが入っていて、これがたぶんINGREDENTSに書かれていたGENUINE BIRD'S NEST。ガイドブックには「つばめの巣」とあったが、この缶の表記を見る限り絵がつばめっぽいだけで、商品名や成分表記はあくまで「BIRD'S NEST」。何の鳥の巣か分かったもんじゃないが、飲んぢまったもんはもう仕方ない。(漢字で「燕飲水」と書いてあった気がするからたぶんツバメだと信じたいが…)。アジアってどこまでもウソ臭いから最高だな。


ほんとはもっとこの1ヶ月で見聞きしたことを写真や文章で伝えたいが、時間もないし分量的にこれくらいがベストなのでやめときましょう。


というわけでこの経済的に豊かで治安も良すぎるくらいの2つのアジア地域を旅しただけでもこんだけおもろかったんだから、俺の周りのみんなが旅行したことのある中国・韓国・ベトナムカンボジア・タイ・ラオス・インドはどんだけ危なっかしくておもしろいんだろうとますますワクワクしてきた。南米旅行やアフリカ上陸も含めて、人生の楽しみはあとにとっておいても悪くないだろう。

そして台北八重山は地図上ではめちゃくちゃ近いのに、気候が全く違うのに驚いた。それも海流がなせるわざなのだろう。そして赤道激近のシンガポールはどんだけ灼熱地獄なんだろうとビビっていたが、周りを海に囲まれているせいか蒸し暑いだけでそんなに熱くなかったのに驚かされた。

そんなこんなで世界はまだまだ広いという当たり前のことを改めて痛感した1ヶ月でした。

てゆーか無事卒業できてよかった…(ToT)大江健三郎の天才的なスピーチを拝聴できてまじ感動でした。知識人には到底なれなさそうだけど…




ほいじゃごきげんよう