バイト終了


なんててんやわんやの2日間だったろう。特に今日は異常だった。総長以下関係者多数が集まっての開店セレモニーとそれに続く怒涛の客ラッシュ(Yが夕方店に来てくれたときはちょうど客足の谷間だった)、クソ忙しい中「遺産」とばかりに新人研修をやって無理やり即戦力レベルまで引き上げて(彼は俺の言った数々のことを明日もちゃんと覚えてくれてるかな…俺が彼なら絶対無理)、6時半の閉店後は明日以降の特売り作戦のための残業、それがやっと終わるってさぁ明日に備えようと思ったその時、スタッフの一人がうっかり店脇の倉庫のドアストッパーと化していた消火器を倒してしてしまって(そいつが単に運が悪かっただけで遅かれ早かれ誰かが同じことをやらかしてただろう)、店中がキモい粉まみれになり、(写真撮ったけど載せる気にもならん笑)、もはや時計は夜10時を回った段階なのにみんな逆にテンションが上がってゲラゲラ笑ながら必死で掃除し、そのままの勢いで飲み屋になだれ込み熱いトークをぶちかまして3時帰宅。

このお店はまだ始まったばっかで、どの商品も全然パンチ力足りないしお店のコンセプトも外部に全然伝えれていないとは思いますが(俺が働いてる間に友達かなりたくさんきてくれたけどたぶんそう思ったんちゃうかな)、独立行政法人化した現在ならではの、これまでにない新しいムーブメントの草創期にちょっとだけ関われたのは幸せでした。紙飛行機で言えば、誰かが折ってくれた紙飛行機を、手にとって持ち上げてからリリースするまでの期間に関わった感じ。ほんとはそのまま空も飛んでみたかった(窪塚的な意味ではなく、ものの例えだよ)。それが残念っちゃ残念。

でもそれ以上に、このバイトで副社長や店長、スタッフのG兄弟はじめほんとに心から尊敬できる素敵な人たちに、大学最後の時期に出会えたのが何よりの宝物。ほんとにありがとうございました。


あーそういえば、、また宣伝ですが、実生活には何の役にも立たないけど(アイデア次第では役に立ちますが)、面白い商品が入荷しました。

「たためるテトラ」と言って、最初は薄っぺらく折りたたまれているシートを展開していくと、何とテトラポット状の立体が出来上がって、また折りたたんで小さくすることができる、というおもちゃみたいな商品です。うちの大学の教授が考案した構造学上極めて優れた発見だということで、素材によっては宇宙での構造物の骨組みとしての実用化が期待されてます。テトラ状だから強度あるけど折りたためるからしばらく使わないときは省スペースで収納できる。イベントとかのオブジェなんかに使ってもらえれば、オブジェの材料を捨てることなく保管できてまた使えます。

てゆーか手にとって見れば分かるけど、とにかく不思議です。なんでこんな紙っぺらがテトラになるのか、うをーって感じです。

ま、ぶっちゃけ実生活には役に立ちません。光を4方向に分散させるランプシェードとしては使えるみたいです。誰か買ってみて、いい使い方があったら教えてください。値段は確か400円くらいだったと思います。え、高い?


他にもいろいろおもろい商品はあるんですが、もう退職したのでこれでやめにします。出羽。