あの夏の辛い日々・6日目

9時にKK省訪問、人事の方と会って、「君の腹が決まったみたいでよかった!これで君を上の段階へ上げることができる。今日はハードな日だと思うけど、ぜひ耐えてくれ」と言われて、顔面ニコニコ内心ビクビクで控え室に戻る。


企画官1人目。おそろしいくらい余裕の笑みをたたえたダンディーなをぢさまにお会いする。面接カードに書いてあることに沿っていろいろ質問されて全部「ほぉ」「ふーん」「へぇ」と言われ、最後に唐突に「なにか質問ある?」と言われる。だいたいこの人の素性が何も分からないのに質問もクソもあるかと思ったので、とりあえずその人の経歴を聞いた上で自分の興味範囲と接点が見つかったので日本の空港問題の話で何とかその場をつないで面接を終えた。あぶねー


面接後、やっと2階組へと合流。
と同時に、木曜に11階で仲良くなった面々がまだあの階で奮闘してることを思うとものすごくうしろめたかったが、これが勝負事・交渉事だと割り切ってあいつらが最後まで残るのをひたすら祈った。


企画官2人目。一人目とは打って変わって柔和な雰囲気を醸し出す方だったが、質問は「へぇー神戸に住んでたんだ、地震はどうだった?」「中高時代は何やってたの?」「兄弟はいるの?」みたいな、とても採用面接とは思えない質問を連発される。まぁお互い笑いながら話ができたから可もなく不可もなくってとこだろうか。


2階の連中とは速攻うちとけていろんな話ができたし、室内でちょっとした事件?も起きたし、とにかく控え室は楽しかった。


結局この日はハードだと言われながら上記2面接だけで、あとは夜に4階組と一緒に「いままでの原課訪問で聞いた話で特に印象的だった話を紹介しあうディスカッション」をさせられて、適当にこなしたのみ。

最後の人事面接で「よく耐えてくれた、君を上にあげた甲斐があったよ。水曜朝8時半にきてください」と言われて23時ごろ解放。