世紀最大のミスマッチ
夕方6時の安藤さんのニュースより。
いま、沖縄でマングースが大繁殖して困りまくりらしいです。
100年前にインドから持ち込まれたときにはたった17匹だったのが、いまや3000倍に繁殖し、養鶏場から卵は盗むわ親鶏も食べてしまうわ、天然記念物のヤンバルクイナやヤンバルテナガコガネなんかも食べてしまうわ、みたいで大変らしい。行政は民間の業者に委託して捕獲作戦をやってるらしいが、最高でも1日37匹みたいな感じで、いまいちウダツがあがらないといったところらしい。まだ3万匹以上残ってるというけど、ほっときゃもっと繁殖するからどうなるんでしょう。
で、マングースといえば必ず引き合いに出されるハブですが、いま奄美大島ではハブ1匹生け捕りにつき4500円キャンペーンをやってるらしい。中には一気に57匹持ってきたひともいるそうで、ハブ採りにおじけづかない人にとっては「道端に5千円札が転がってるようなもん」だという。ハブ生け捕り名手にはタクシーの運ちゃんが多い。
というのも彼らは道を知り尽くしているため、ハブが出やすいエリアと時間帯を心得ているらしい(深夜から明け方にカエルやネズミを追いかけて移動するため、森沿いの道路によく出てくる)
そもそもなんでマングースが持ち込まれたかというと、そりゃもちろん「ハブを退治してくれるから!」ということだったんだが、実は
ハブは夜行性
マングースは昼行性
なので、自然界において、沖縄村とかで見せてもらえるような格闘が行われることはまずないとのこと。
・・・。
がびーん・・・。
そら増えるわな、マングースも。
動物の生態をきちんと調べとくことって、ほんと重要なのね。