ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔/王の帰還
('02・'03米、監督:P・ジャクソン、主演:E・ウッド)
テレビで一作目を観たので、この台風デイを機に一気に残りも見たろうという魂胆。
普通におもろかったし、なんか別にどーって感想は抱かなかったんだけど、とにかく長いし映画の中に出てくる地名を追うのに一苦労。
てゆーか主人公フロドのへなちょこぶりに途中からだいぶ嫌気がさしていた。だいたい1作目でも2回敵に殺されかけているし、2・3作目に至ってはサムがいなけりゃ何にもできない小人さんになりさがっている。まぁ重荷を背負ってらっしゃるのはよく分かるんですが。
と文句はこれくらいにして、この映画は、特撮臭いところをそのまんま特撮臭くしてあるところがおもろいなと。
たとえば、動く木・エントにホビットが乗って移動するシーンとか、背景の山々と人物の合成っぷりがわざとらしいくらい残されてる。ウルトラ警備隊が怪獣に踏みつけられるシーンとくりそつ(死語)。
全体的に映像の色調が暗いのに人物に横・下から光を当ててるから合成した背景から浮いてしまうんだろうが、まぁそこがまたファンタジーちっくな雰囲気を生んでていいんだろうな。
てかイライジャ・ウッドってほんとにあんなにちっこいの?
【追記:バーカ、あんなもんCGで縮めてるにきまってるやんけ】
あとおそらく女性の意見はヴィーゴ・モーテンセン(アラゴルン役)かオーランド・ブルーム(レゴラス役)かで大割れするんだろうな、ほんとどうでもいいけど。俺はアラゴルンがイケてると思うが、最後にあっさりリブ・タイラーとチューするのが許せない。
まぁ要するに400分近くも画面を見てたらまじで疲れちゃったわけでまともな感想もクソも浮かんでこないわけです。以上。